カセ鳥はどんなイベント？何月何日開催？

日本には変わったお祭りがいくつかあり、
岩手の蘇民祭のように
一般に広く知られるようになったお祭り
というものもありますが、あまり知られていない
変わったお祭りというのがまだたくさんあります。

そのうちの一つである「カセ鳥」
というイベントについてお話ししておきましょう。

カセ鳥はどんなイベントなのか？何月何日に開催されるのか？
ということを中心にお話しいたします。

カセ鳥　山形県上山市の奇祭

カセ鳥は何月何日に開催されるのか

毎年バレンタインデー前の2月11日に山形県上山市で開催されているお祭りで
商売繁盛のお祭りとして毎年行われています。

カセ鳥はどんなイベントなのか

まず、このお祭りは参加する人の格好がまず特殊です。

上半身を藁でつくった蓑で覆い、
たき火の周りで「奇声」をあげながら踊りまわっていきます。

その様子は、黒魔術の儀式を行っているようでもあり、
呪いの儀式を行っているようでもあり、
普通に見たら商売繁盛のお祭りをやっているようには見えません。

また、この蓑を覆っている若者を「カセ鳥」というようで祭りの期間中は、
住民から冷水や氷水を浴びせかけられる
というカセ鳥になる若者にはつらいイベントとも言われています。

このカセ鳥というお祭りについて海外で説明される時には、
「ハロウィン」との類似性等を踏まえて説明されることが多いようです。

このカセ鳥はもともと神事であったのですが、
最近は観光客向けに解放されており、
観光客がこのカセ鳥に水をかけることもできるようになっているようです。

カセ鳥に行く際の注意点

ただし、開催日時というのが限定されており、
2月11日の中でも10時～15時30分までとなっていますので、
カセ鳥に水をかけたいと思っている方は時間にも注意して
上山市へ向かう必要があるでしょう。

今年のカセ鳥のイベント情報が、
山形県観光情報ポータルやまがたへの旅に掲載されていましたので
そこのリンクをはっておきますので参考にしてください。

山形県観光情報ポータル「やまがたへの旅」
⇒　http://yamagatakanko.com/eventdetail/?data_id=3079