長崎帆船まつりと花火、光と色の祭典開催！

長崎というと、異国情緒あふれる街並みと
四季折々に開催される独特のお祭り
というものがよく知られています。

江戸時代には唯一の貿易港として機能していた
出島の影響を今でも色濃く残す町。

それが長崎ですが、ここで開催されるお祭りというと、
ランタンフェスティバル（旧正月）が最近は話題ですが、
同じように普通に生活しているのでは感じることができない雰囲気を
楽しむことができるお祭りに「長崎帆船まつり」があります。

旅行雑誌や、テレビ番組等でもたびたび特集が組まれたりしますから、
その名前と映像というのは知っている人が多いと思います。

この長崎帆船まつりと花火、
光と色の祭典の開催が今年も近づいてきましたので、
長崎帆船まつりの概要とそのイベントというものをご紹介したいと思います。

長崎帆船まつり　夜景と打ち上げ花火

長崎帆船まつりとは

お祭りとしての歴史はそれほど古くはなく、
2000年のミレニアムイヤーに初めて実施されました。

なぜ、長崎でこの帆船まつりが開催されたのかというと、
日蘭交流400周年という節目であったことが影響したと言われています。

日本の伝統的なお祭りの中でも、
海外の皇族の方が訪れるというのは少ないのですが、
この帆船まつりにはオランダのウィレムアレクサンダー皇太子が出席して
記念式典が行われたということは大きなニュースになりました。

それから毎年４月に長崎の夢彩都周辺、長崎水辺の森公園周辺で
「長崎帆船まつり」が開催されるようになっています。

長崎帆船まつりの概要

平成27年の帆船まつりの開催日程は
4月25日から4月29日の4日間となっています。

では、どんなイベント、お祭りなのかというと、
長崎水辺の森公園は長崎港に面しており、
ここに世界の帆船が数多く集うというのが最も大きなポイントでしょう。

長崎というと佐世保で軍艦をたくさんみることができる
ということが知られていますが、
こちらでも珍しい帆船を数多く見ることができるようになっています。

海の貴婦人とも呼ばれた日本の帆船、
日本の航海訓練所が所有している帆船に加え、
韓国の海洋都市研究員が保有するセイルトレーニングシップ。

ロシアの海洋国立大学が所有するナジェジュダ（希望）
他にも多くの帆船が期間中に長崎港を訪れます。

長崎帆船まつり初日である４月25日には、
上記のような帆船の入港式及び
入港パレードが行われ、
セイルドリルとよばれる、
帆船の帆を操る訓練が一般公開されます。

それに加えて、祭りの開催期間中は
体験クルーズや帆船内部の見学といったこともできるようになっています。

長崎帆船まつりが光と色の祭典とよばれているワケ

長崎の夜景は世界新三大夜景といわれているほど美しい眺めであり、
稲佐山からの眺めを求めて、
オールシーズンで夜景を楽しみに来る人が多いです。

それに加えて長崎帆船まつりの期間中は、
帆船自体がライトアップされるため、
世界でも類を見ない海上ライトアップ、幻想的な光を楽しむことができます。

光浴びる「海の貴婦人」　長崎帆船まつり始まる

長崎帆船まつり中のイベント

・ペンギン触れ合いイベント
近隣に長崎ペンギン水族館があり、
出張でペンギンと触れ合うためのスペースが設けられています。

・帆船関連イベント
帆船というとロープを使った技術というのが胆になるのですが、
このロープの結び方を学ぶためのイベント。

船のペーパークラフト教室。こういったイベントがあります。

長崎帆船まつりと花火のまとめ

長崎帆船まつりの詳細、概要についてをお伝えしましたが、
長崎旅行の最も大きなメリットは、
お祭りにしろ、伝統的な文化や芸術を楽しむにしても、
交通の便がよく、移動距離が少ないというのが大きなポイントです。

路面電車で行ける距離に観光スポットが集中しており、
天主堂やオランダ坂、グラバー園、旧大使館、
中華街等々は路面電車で移動可能な範囲に集中しています。

移動距離が少なく、宿泊施設、
そして、老若男女が楽しめる観光スポットが多いので、
家族旅行としても長崎は非常に楽しめるかと思います。