祖父 祖母の葬式は休みを取っても参列するのが常識?
2014/11/13
親族が亡くなったという場合、
親族総出でお葬式を行うというのが普通です。
しかし、
中には、葬式なんて親兄弟だけ出ていればいい
と思っている人がいるようです。
「祖父 祖母の葬式は休みを取っても参列するのが常識?」
このような質問があることからもわかるように、
意外と葬式に参加する人の範囲というものが
わかっていない人がいるようですから、
少し葬式への参加ということをご説明したいと思います。
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「葬式への参加の常識」
・親兄弟
参列するかどうかということについてですね。
まず、親兄弟のお葬式に出席しないというのは
マナー違反というよりか常識的に考えて考えられません。
会社に親兄弟の葬式で休みがとれないということはほぼないといっていいでしょう。
・祖父祖母
これも常識といっていいでしょう。
出席しない場合としては幼少からあったことがないという場合ですね。
この場合ですと、葬式にだけ出席すると言うこと自体が
マナー違反になってしまう可能性があります。
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「それ以外の親族」
基本的に、6親等以内の血族と3親等以内の姻族については、
つながりがある場合、葬式は会社の休みをとってでも参加する必要があります。
・6親等以内の親族って?
自分からみて「またいとこ」にあたる人まで基本的に親族になります。
「父・母」「祖父・祖母」「自分より上の世代6代」
「伯叔高祖父母」「伯叔曾祖父母」「伯叔従祖父母」
「伯叔父母」「いとこ」「またいとこ」「めい」
「めい孫」「従めい」「従めい孫」「曾めい孫」「玄めい孫」
・3親等以内の姻族
自分からみて「配偶者の父母」「配偶者の祖父母」
「配偶者の曾祖父母」「配偶者の伯叔父母」「配偶者の兄弟」「甥めい」
基本的にここまでの範囲は血族として法的にも扱われており、
付き合いが少しでもあるというのであれば、
葬式に出席する「義務」があると考えてよいでしょう。
出席しなければ、「あそこのだれだれはこなかった。」
こういったことを一生言われ続けることになると言われています。
【まとめ】
祖父・祖母の葬式というのは、基本的に自身が重篤な状態にある
というわけでなければ、休みを取ってでも参列するのが常識となっています。
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