メニエール病の原因と症状とは？またその治療方法とは？

身に降りかかる可能性がある病気
ということを考えた時に、突然あらわれ、
生活リズムだけではなく社会生活そのものを
めちゃめちゃにしてしまう
と言われている疾患に「メニエール病」があります。

最近は認知度も上がっているこの「メニエール病」という疾患ですが、
なんとなくこの病気について意識している。こんな方も多いでしょうから、

【メニエール病の原因と症状とは？】そして【またその治療方法とは？】
この２点について紹介させていただきたいと思います。

『メニエール病の原因と症状』

メニエール病の原因として語られているのは「内リンパ水腫」になります。

この内リンパ水腫の圧力が上がることで、膜が破裂し、
そこから漏れた分泌液が感覚器官を刺激することで症状が発生すると言われています。

では、この内リンパ水腫の圧力の異常がなぜ起こるのか？その原因については
いまだ研究中であり、その確証というものが得られていないのですが、
この病気に悩む人の多くがストレスを抱えており、
それに加えて睡眠不足といった状態であることが多いといわれていて、
これが原因なのではないかと語られています。

『メニエール病の治療方法』

メニエール病は治療方法がなく、なおすことができない病だという
イメージを持たれている方が多いのですが、いわゆる末期の状態のメニエール
という場合でなければ治療によって症状を抑えたり、なおすことができる
と言われています。どういった治療が行われているのかというと、

『メニエール病の治療方法：内服薬治療』

これは、水腫の圧力を抑える薬というのが最も使われる頻度が多く
「利尿剤」が使われています。

ただし、

難聴の症状が緩和されないという場合には「ステロイド」もつかわれます。

また、メニエール病はめまいの症状がひどく、同時に吐き気がでるため、
内服ではなく点滴治療がなされることもあります。

『メニエール病の治療方法：外科的治療』

まず、内服薬を用いた治療が行われ、それで回復傾向が見られない場合、
病気の進行がある程度進んでいる場合に外科的治療が選択されることになります。

これは「内リンパ嚢開放術式」や「前庭神経切除術式」といったものが代表的です。

『メニエール病の治療方法：民間治療分野』
日本ではあまり行われていませんが「減塩療法」
といったものが欧米では行われています。