めまいはメニエールかも？まずは診断を受けて下さい。

テレビ番組等でもゴールデンタイプに生活習慣病や、
疾患を取り扱う番組というのが非常に増えていますよね。

若い人の数よりもある程度高齢の方の数が増えてきた
ということがこの傾向を見てもわかるのですが、
こういったにわか知識を得てしまったがゆえに自分で勝手に
誤解して重病だと騒ぐ人も増えているそうです。

最近こういった誤解が多いものに
「メニエール」という病気がありますから、
このメニエール病というものについてお伝えしておきます。

「めまいはメニエールかも？」こんなふうに紹介されることもありますが、
まずは診断を受けてください。

これにつきるのですが、『めまい』という症状は
メニエール病以外にもたくさんの病気があります。

『めまいを代表的な症状とする疾患』

メニエール病、
この病気も確かに「めまい」を代表的な症状とする疾患になります。

しかし、

このめまいは貧血やふらふらするという程度の「めまい」ではなく、
回転性のめまいで立っていることも難しく、
視界がぐるぐる回転するというものになります。

これだけ見ても、貧血時のめまいとは違うということがわかりますよね。

脳梗塞や脳腫瘍といった病気もめまいを発生させる疾患として知られています。

これは上記のメニエール病とは異なり、
耳の問題ではなく脳の問題であり、解決策が根本的に異なります。

他にも年齢によるめまいというものもあり、肉体の衰えによって
立った時にめまいを発生させる「起立性低血圧」というものもあります。

夏場でしたら脱水症状によるめまいというのもよく知られていますよね。

『まずは診断を受けるということ』

これは『めまい』という症状に過剰に反応するのでもなく、
ただの貧血と軽視して放置するのでもなく、
病院で診断するということがまず必要だということです。

回転性のめまいがあるという場合ですと、
メニエール病以外にも耳の中に関する問題が発生していることが多く、
メニエールでなかったとしても早期の通院が必要になります。

この耳の問題によるめまいの怖いところは、
症状が治療以外ででなくなったという段階は末期の症状として捉えられていて、
この段階になると治療が難しくなるということからきています。

過剰にめまいについて怖いと思うのではなく、
まずは診断してそれから対処するというのが「めまい」については最も重要です。