メニエール病 でも仕事を続ける事は可能なのか？

日常生活をおくることが困難になる病気というのは、
たくさんあるのですが、生命の危険を伴わない疾患というのは、
仕事を休むべきなのか、続けて問題ないのか
というようなことに苦しむことになると言われています。

最近、注目されることが多い
『メニエール病』という疾患もその一つであり、
この病気であるため命を落とすということはほぼないのですが、

その症状のひどさ、そして、治療の困難さから社会生活とどう向き合っていくか
ということが非常に重要になるといわれています。

最近、メニエール病と診断されたという方もいることでしょうから、
メニエール病でも仕事を続けることは可能なのか？
この点についてお話ししておきましょう。

『メニエール病と仕事の関係』

まず、車の運転。飛行機の運転。船の運転。
こういった人の命を預かるお仕事をしているという場合には、
すぐに会社に報告して、配置をかえてもらうというようなことが必要でしょう。

メニエール病は、症状が出ていない時は普通に生活することができますが、
ひとたび症状が出てしまうと、上記のような仕事はまずできない
と思ったほうがいいです。

また、仕事を休むといった場合にも、病院で診断書を書いてもらい、
どの程度の休業が必要なのかということまで指定してもらう必要があります。

これがない場合、病気で休むということが難しいのが現状ですので、
病院の先生とお話しするということが必要でしょう。

『メニエール病で仕事を続けるということ』

発症後すぐの場合ですと、治療は大変とはいえ、きちんと治すことができる
といわれていますから、急な症状の発生に対応できる部署への異動
ということを理解してもらえるような会社ですと、
メニエール病でも休まず仕事を続けているという人はたくさんいます。

こういってしまうと変ではありますが、仕事を続けるか休むかということは
会社にどの程度メニエール病というものがどんなものなのか
ということを理解してもらえるかということが重要になります。