メニエール病の治療法とは？

メニエール病といえば激しいめまい。

そして難聴、耳閉感、耳鳴り
といった症状で知られていますが、
最近また、この病気についての特集
というのが増えています。

それは、人気アイドルの一人がこのメニエール病にかかった
というようなニュースが出たこともその一因でしょう。

しかし、

そういった話題性抜きにしても、このメニエール病という病気は
怖い病気であり、満足に仕事ができないというレベルではなく
生活そのものができなくなるレベルの症状が現れる
ということはぜひ知っておきましょう。

このメニエール病というものの存在や、
症状といったものはすでに知っていることでしょうから、
今回は『メニエール病の治療法』とはどういったものがあるのか？
ということを記載しておきます。

『メニエール病の治療法』

・内服薬を用いた治療
こちらは、耳の中の水腫そのもの小さくさせる
イソソルビドという薬が使われることが多いのですが、
わかりやすくいうと、この薬は利尿剤になります。

ただ、難聴の症状が強くなってきていて、
利尿剤では追い付かなくなってきている
という場合にはステロイドが使われます。

・点滴治療
こちらは、症状がすでに出ている時に使われる治療法であり、
メニエール病は吐き気等も症状の一つであり、
この状態で内服薬を飲むというのは困難であるため点滴治療がおこなわれます。

・外科手術
メニエール病がすでにかなり進行しており薬での治療が困難だと
判断された場合には外科手術が行われます。

内リンパ嚢解放術式が代表的ですね。

・症状の緩和という意味での抗生物質の投与
これは直接耳の中に抗生物質を投与する治療法になります。

代表的な治療法は上記のようなものでしょうか。

『日本では行われていない治療法』

アメリカや欧州では、減塩治療といったものが行われているそうです。

これは、身体の中に水分をためすぎないように塩を抜くということですね。

実際にこれは効果があるそうなのですが、
日本の食習慣そのものが塩に依存しているところも多いため、
ダイエットのように炭水化物を抜くというように簡単なものではなく、
かなり食事が制限されることになるといわれています。