めまいとメニエールに違いとは？

最近は、耳に関する病として代表的な疾患として
「メニエール病」が知られるようになりました。

しかし、

テレビ等でながし見をしていたために、なんとなく
メニエール病の知識得てしまった、こんな方も多いでしょう。

「めまいがひどいんだけどメニエール病じゃないか？？？」
こんなふうに誤解している人もすくなからずいるようです。

こういったことも増えているようですから
「めまいとメニエールの違いとは？」
といったことをPOINTに少しお話しをしてみましょう。

『メニエール病とめまい』

メニエール病といえばひどい「めまい」の症状がある、
これは間違ってはいません。

しかし、

メニエール病のめまいというのは、回転性のめまいであり、
視界がぐるぐるまわり、しかも数分でその症状がおさまるというのではなく、
長時間めまいの症状が続くという特徴があります。

一般的な、体調不良や栄養失調等でおきるめまいとは全くことなります。

「めまい」と一口に言ってしまった場合、
「ただふらふらする」「血の気がひく」こういったものも
【めまい】として語られますよね。

『メニエールとめまいの違い』

まず、メニエール病を原因とするめまいは、回転性のめまいであり、
同時に難聴や、耳のつまった感じ（耳閉感）、耳鳴りといった症状が
出ることが特徴であり、その持続時間が長いことを特徴にしています。

この原因は耳の中にある水腫を原因としており、
これを取り除くことで症状を和らげることができます。

一方で、これ以外のめまいとしては、上述の血が足らなかったり、
体調不良等でも起きるのですが、病気の症状として出るめまいとして
代表的なものに「脳梗塞」や「ガン」といったものもあります。

これらで発生するめまいは耳を原因とするものではなく、
脳を原因とするものですから、おなじ【めまい】でも対処が違う
ということは知っておきましょう。

『まとめ』

上記を見てもおわかりでしょうが、めまいがあるから「メニエール」と
簡単に結びつけるのはあまりいいことではないとおわかりでしょう。

自分でかってに診断するのではなく、めまいが出た場合にはすぐに
病院に行ってきちんとした診断を受けるというのが先決です。

ちなみに回転性のめまいがあっても必ずしもメニエールというわけではなく、
これ以外の可能性というののほうが実は多いらしいですよ。