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節分の歌に秘められた意味とは?

      2014/12/18

節分、
これは季節の変わり目の前日というのが
正式な意味合い
で、
豆まき等はそれに付随する風習として
日本の中で発展してきました。

毎年行う風習としては
お正月に匹敵するほど認知度が高いイベントですね。


「おにはーそと!ふくはーうち!」
この掛け声を知らないという人は日本人であればほぼいないでしょう。

今回はこの節分についての豆知識的なものを紹介しておきたいと思います。


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『節分の歌に秘められた意味とは?』


節分には、小学生や、幼稚園、そして保育園の児童は、
節分のたびに節分の歌を歌っていることでしょう。

この節分の歌には秘められた意味があると言われています。


『まめまき』


日本の代表的な節分の童謡ですね。

この歌の歌詞にも「鬼は外。福は内」というような歌詞が出てきます。

この歌は節分の豆まきということの意味を
わかりやすく説明している歌になります。


歌詞は

おにはそと ふくはうち
パラっ パラっ パラっ パラっ
パラっ パラっ パラっ パラっ
まめのおと おにはこっそりにげていく

おにはそと ふくはうち
パラっ パラっ パラっ パラっ
パラっ パラっ パラっ パラっ
まめのおと はやくおはいりふくのかみ


このような歌詞になっています。

節分の歌に秘められた意味というと非常に大げさではありますが、
この歌詞が、節分の豆まきの由来等もあらわしています。

豆の音に鬼が逃げていくという意味。


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『豆が表す意味』


これは豆は「魔目」とも言われているように
魔除けの効力があると信じられていて、
平安時代には、この豆で鬼の目をつぶして、
鬼門の節分で鬼を撃退した
と言われています。

最近は落花生等を使って節分の豆まきを行う家庭もあるようですが、
豆の音そのものを鬼は嫌がるということから、
より音の出やすい大豆を使うというのが節分の本来の姿だそうです。


そして福の神には「まめのおとはやくおはいりふくのかみ」
という歌詞がついていますが、こちらは、
もうわたしの内には鬼はおりませんから安心してうちに入ってきて、
今年一年をうちですごしてくださいね。

という意味合いがあるそうです。

「鬼は外、福は内」という言葉を見るとなんとなくわかると思いますが、
節分の歌にはこのような意味合いもあるということです。


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 - 節分

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