メニエール病を診断された場合、どうすればいいのか？

メニエール病。
この病気は昨今一般の人にも
良く知られるようになった病気です。

テレビで何度か見た記憶はあるけど、実際にこの
『メニエール病』という病気がどんな病気なのか。

このようなことまで普通の人は考えないでしょう。

そんな時、このメニエール病と診断された場合、どうすればいいのか？
ほとんどの方がテレビでこのメニエール病の怖さといったものばかり効いていて
もしかしたら治らない、このように思っている人もいることでしょうから、
メニエール病を診断された場合にまずどうするのか？

これについてお話ししておきましょう。

『メニエール病とは』

お医者さんからも言われたことでしょうが、
この病気は厚生労働省が指定する「特定疾患」のうちの一つであり、
この病気の研究というのを国も行っています。

テレビ等では不治の病だと言われるようなこともありますが、
これは「一部」の方のことであり、
最近は早期発見、診断、治療という流れができていますから、
本当に不治の病という状態にまで悪化するメニエール病は少ない
と言われているということは知っておく必要があります。

メニエール病だと診断されたということは、
強い回転性のめまいや吐き気が発生したことで通院したという方が殆どでしょう。

この段階のメニエール病でしたら、薬物療法、
主に利尿剤を使った治療でなおすことができると言われています。

耳に関する病気というと治らない、こんなイメージを持つでしょうが、
メニエール病に関して言えば「水腫」という原因がはっきりしているので、
末期症状の段階にあるという場合以外でしたら、
きちんと治療できるようになっています。

ある程度進行していても最近は外科手術で
水腫を取り除くということが行われています。

『メニエール病と診断された場合どうすればいいのか？』

まず、メニエール病と診断された場合に、すでに成人しており社会人であるという場合には、
メニエール病であるということを職場の方に伝え、状況を説明するというのがまず先決です。

休職や有休や傷病手当等を使って休養するというのも一つの手段でしょう。

とはいえ、メニエール病は症状が出る時とでない時の差が激しいのも事実であり、
仕事をどうするかというのは、会社と相談する必要はあるでしょう。

車の運転をする仕事という場合ですと配置換え等も必要になります。