節分の豆の蒔き方と食べる量とは？

小さいころ学校や家で節分をやった
という方は日本人であれば非常に多いでしょう。

日本に住んでいて節分と全く関わることなく
成人したという方は同時に稀です。

ほとんどの方が、節分の豆は方向関係なく撒き、
そしてある分だけ豆を食べていたことでしょう。

しかし、

この節分に蒔く豆には蒔き方と食べる量というのがある
ということを知っていますか？

最近はこういった行事について正確に理解して子供に伝える
ということの大切さということが言われていますから、
節分の豆の蒔き方と食べる量は？ということについて記載します。

『節分の豆の蒔き方』

まず、古くは、自身の後方に蒔くというのが基本として行われていたようです。

そして、最近は朝や昼に学校で豆を蒔くという行事が行われているようですが、
豆を蒔くのは鬼が出てくる夜になります。

豆を蒔くのは子供で、親が鬼の役割をというのが
現在の節分の豆まきですが、正式な豆まきは成人の長が行います。

核家族世帯であればお父さんですね、
それ以外に家の中に厄年の人がいるという場合にはその人が行います。

昔は自身の後方に豆を蒔くというのが基本でしたが、
今では玄関に鬼は外と豆を蒔き、その後福は内と家の部屋すべてに豆を蒔きます。

この時外に出てしまった豆はすべて回収しましょう。

そこから芽が出てしまうと不吉であるということから回収するようになっています。

『節分の豆の食べる量』

これは年の数だけ食べるというのが基本で、
あればある分食べるというのが本来の意図ではありません。

年の数だけ豆を食べるといいましたが、
基本的に現在の年の数え方にプラス１した数の豆を食べます。

これは、昔は生まれた瞬間に１歳になっていて、
今の生まれた瞬間は０歳であるという計算方法の違いによるものになります。

１０歳であれば１１個。５歳であれば６個ということですね。

『まとめ』

お家でやる節分を、神社のように厳格にやる必要はないでしょうが、
せっかく長く続いている風習ですから、
できる範囲で正確に子供に伝えてみてはいかがでしょうか？