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結納における家族書(親族書)の書き方について

      2015/02/26

結納をするということになって初めてその存在を知り、
準備しなければならないものに
「家族書(親族書)」というものがあります。

結婚する本人であれば、
そんなの見たことすらないということが殆どでしょう。

しかし、

この家族書というのは結納という儀式を行ううえでは大事なものですから、
この家族書というものについてお話ししておきたいと思います。

とはいっても本人が用意するというよりは、
父親がやることが多いのですが知っておきましょう。


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結納における家族書(親族書)の書き方について


【概要】
まず、家族書といった場合には本人から数えて
二親等以内の人を書きこむことになります。

本人から数えて二親等?この親等という言葉がわかりにくいようでしたら、
父母兄弟と思っておけばいいです。

本人に子供がいるという場合にはその子の名前も記すことになります。


一方で親族書といった場合には3親等までの人を書き記すことになります。

主に祖父・祖母を書き記します。


【家族書(親族書)の準備をするには?】
奉書をまず準備します。

この、奉書とは文房具屋さんにも売ってあるため、用意しましょう。


これを開き縦書きで、
まず右端にその奉書が何を記しているのかということを書きとめます。
(家族書であれば「家族」親族書であれば「親族」というように書きます)

そのあと、少し余白をとって、住所を書きます。
※数字は漢数字なので注意しましょう。


その後筆頭者から順に名を書いていきますが、
この時名前の上に続柄を書くということは忘れないようにしましょう。


父であれば父 弟であれば弟、というように書いていきます。

基本的に年長者から家族書は書くことになるのですが、
本人は最後というところはおさえておきましょう。

すべて書き記したら「以上」でしめます。


親族書も基本は同じなのですが、
3親等ということですから父方母方というように祖父、祖母が重なりますから、
父方、母方ということがわかるように住所の前に記載します。


書き終えたら包むことになるのですが、
親族書・家族書の水引は金銀結び切りなので
これが間違っていないかちゃんと確認しましょう。


表には、家族書の場合は「家族書」
親族書の場合には「親族書」というように記載し、
親族書・家族書・熨斗というように3枚を一つで包む場合には
中央右に家族書、中央左に親族書と記載しましょう。


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【家族書(親族書)を書く際に注意すべき点】


家族書であっても、親族書であっても
住所が異なる場合には住所をきちんと記載しましょう。


【家族書(親族書)についてまとめ】


まず、結婚する当人はあらかじめ相手がどんな家なのか?
ということはある程度知っているでしょうが、
親族同士がこれから縁者になるにも関わらず基本的な情報を知らないのはいけないので、
家族構成等をお互いきちんと把握しておきましょうというのがその趣旨になります。


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