七五三は喪中でも祝うべき？

日本では喪中の期間は各種の御祝い事に参加しない
というような風習があります。

結婚式の招待についても
喪中であるということを理由に出席を辞退する
ということは珍しくありません。

結婚式ですらそうなのだから、
七五三のような年中行事もそうなのかな？

でも子供のお祝いだし、
二度と来るものでもないと考えると
喪中であるということを意識する必要があるの？

そう悩んでしまうのではないでしょうか？

この「七五三は喪中でも祝うべき？」
ということをまとめてみましたので、
上記の点に悩んでいるという方は参考にして下さい。

「基本的事項」

まず、一生ないという七五三の行事ですが、
喪中であればちゃんとしたお祝いをする
というのはやはり常識はずれと思われてしまいます。

親族みんなで神社へ行って祈祷をお願いし、
会食の場をつくるということはできない
と思っておきましょう。

近年の状況

最近はそうはいっても子供の祝い事というのは
喪中であっても、大々的に祝うのではなく、
小規模でお祝いをするであれば良いという風潮があります。

実際にレンタル着物屋さん等のお話しを聞いていると、
七五三の時期に着物のレンタルだけをして
写真を撮るというのは珍しくなく、
結構な数の方が利用されているとのことです。

さすがに喪中の期間に祝い事で神社に入ることは
それ自体が縁起が悪いと言われていますから
そこまではやってはいないようです。

最終的にどうするか

七五三の祈祷というのは、
基本的に１０月から１２月の初旬まで
というようになっていますが、
祈祷の受付というのは喪中の方もいることから、
年明けでも今では受け付けてもらえます。

ですので、喪が明けてあらためて行う
というのが基本となっているようです。

やらないということではなく
日を改めて行っているということを知って
少し安心したのではないでしょうか？

喪中であるということで子供の機会を喪失させる
ということにはならないということです。

喪中に盛大に祝うのはいけませんが、
喪があけてから改めて
親族で祝いましょうということですね。