メニエル病の原因とは？なぜ、メニエル病になるのか？

急に症状があらわれ、
これまでの生活を一変させてしまう病気に
「メニエル病」があります。

最近は広く知られるようになった
このメニエル病という病気も
１０年前はほとんど知られておらず、
社会での理解が得られない病気であるとも言われていました。

しかし、

特定疾患に認定され、芸能人の方がこの病気にかかった
ということを発表するケースが増えたこともあり、
一般の方にも「メニエル病」という名前ぐらいは知られるようになりました。

けれども、激しいめまいが半日以上続く可能性がある
という情報を筆頭にその症状についての情報が非常に多く、
偏った知識になってしまっているという可能性がありますから、

メニエル病の原因とは？
なぜ、メニエル病になるのか？

ということをお話ししておきたいと思います。

メニエル病の原因

物理的な病気の原因というのは、実はメニエル病はわかっています。

耳に関する病気は原因がよくわからないものが多いのですが、
メニエル病は、耳の中にある水腫によってさまざまな症状を発症させていて、
治療においても、この「内リンパ水腫」をいかに小さく、
そしてなくすかということを主眼において治療がなされます。

では、なぜ、メニエル病になるのか？つまり内リンパ水腫ができる原因ですね。

これについては諸説あるのですが、
ストレスを原因としているという説が有力ではありますが、
他にもウィルス性のものであるという説もあります。

つまり、なぜ、めまいや耳閉感、そして難聴、耳鳴りといった症状がでるのか？
という原因は「内リンパ水腫」なのですが、
この「内リンパ水腫」がなぜできるのか、そして大きくなるのか
ということはまだわかっていないそうです。

内リンパ水腫とは

これはいわゆる水ぶくれですね。

この水ぶくれがあるというだけでしたらそう問題ないのですが、
これが破裂したり、組織液がにじみでたりといったことが発生してしまうと
メニエル病の様々な症状が出てくるようです。