メニエル病とは一体どんな症状なのか？

メニエル病。この病気の名前を知っている
という人は非常に多いですよね。

最近ではNHKの朝の番組で特集が組まれてたり、
新聞等にもこの病気の特徴についての
記載がなされていることがあります。

このメニエル病という病、名前と概要は知っている人が多いようですが、
『症状』についてまでは詳しく知らない。

テレビで見た気がするけど忘れてしまった。

こんな方も多いでしょうから、『メニエル病とは一体どんな症状なのか？』
これについてお伝えしたいと思います。

メニエル病の概要

メニエル病は耳の病気であり、治療が難しい病気の一つとして
特定疾患にも認定されています。（注　治療費国負担はなし）

原因は、「内リンパ水腫」という水の腫れ物が破け、
その組織液が感覚器官を麻痺させるというメカニズムになります。

一般的に、末期の状態になると治療がほぼできない状態になり、
根治させることができないと言われています。

メニエル病の症状

・めまい
これは、メニエル病の代表的な症状ですね。

この回転性のめまいは長い時は１２時間以上継続して訪れ、
そのめまいから、吐き気や悪寒、嘔吐といった症状も出てくると言われています。

一方で、治療を行わずめまいの症状がなくなったという場合には、
末期症状へ変化しているとも言われています。

・耳閉感
これは、文字の通り、耳がつまった感じがずっとするというものですね。

人によってその表現はことなるのですが、飛行機に乗った時や、
水の中にいる時の耳の感じがずっと続くというような表現がなされます。

・難聴
これは特に低い音（低音域）が聞き取りづらくなり、
その反動として高音域の音が判別はできないが
大きく聞こえストレスになるといわれています。

・耳鳴り
これは、人によってその症状の強さは異なるのですが、
四六時中頭の中でセミが鳴いている。

こんな表現をメニエル病であった筑紫哲也さんは表現していますね。

代表的な４つの症状を記載しましたが、
他にも気温と体が感じる温度がおかしくなる温感異常
といったものもメニエル病の症状として知られています。