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栄養満点夏の健康にはゴーヤーパワー

      2023/05/20

沖縄のゴーヤーチャンプルーで有名な野菜ゴーヤ。

ウリ科の植物で種とワタを取り、
緑色の部分を食べます。

苦みがあるためニガウリとも呼ばれます。

豚肉との相性がとっても良く、ゴーヤ、豚肉、硬めの豆腐、
卵でカツオだしをきかせて炒めたゴーヤーチャンプルーは
栄養満点の夏バテ防止メニューです。

他にも薄く切って塩もみして茹でれば
苦みも少なくなり、サラダやお浸しなども作れます。

夏場の食卓にぴったりです。

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ゴーヤの原産地

原産地は熱帯アジアで、
日本では沖縄県や南九州で多く栽培されてきましたが、
日光と気温と水があれば、
肥料などを使わなくても収穫できるため、
現在は全国各地で作られています。

夏場のグリーンカーテンとしても人気があり、
家庭でも栽培されています。

ゴーヤの栄養はビタミンC、
ビタミンB1、B2、葉酸、カリウム、
カルシウム、鉄、食物繊維が豊富です。

苦みの成分にもなっているチャランチンとモモデルシン、
コロコリン酸も含まれています。

ゴーヤのビタミンCは野菜の中では唯一加熱に強いものなので、
炒め物などでもビタミンCが残ってしっかり栄養がとれることになります。

トマトと比べると5倍のビタミンCが入っています。

ビタミンCやBは、抗酸化や疲労回復、
皮膚や粘膜を正常化してくれるので
夏の疲れた体や日光に浴びて傷んだ肌にはとても心強いのです。

鉄分と葉酸は、血液をつくるのに活躍します。

ゴーヤの苦み成分

苦みの成分であるチャランチンとコロコリン酸は植物インスリンといわれており、
血糖値を正常にしてくれる作用があります。

植物からとれるチャランチンは、
すい臓の働きを活性化して正常な働きにする効果があります。

血糖値が下がった場合は、
血糖値を上昇させる成分を出すので飲み薬で
摂取するインスリンのように低血糖の心配はありません。

モモデルシンにはサポニンの効果があり
コレステロールや老廃物を排除してくれます。

これによって動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病を防いでくれます。

苦みの成分にもこのような体にとって
良いものが含まれています。

ゴーヤに含まれる成分とその効果

カリウムは腎臓での塩分の排泄に働いてくれます。

カルシウムは体の酸性とアルカリ性のバランス調節や
インスリン作用にも関わっています。

夏に多く収穫されるゴーヤですので、
旬の美味しい時期に食事に取り入れて健康な体を保ちましょう。

天日干しで乾燥させたゴーヤチップは生の時と比べ
カルシウムが15倍、ビタミンは10倍、鉄分は30倍と栄養価が高まります。

お菓子としてつまんでも美味しく食べられます。

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