秋分の日の意味は？その由来とは？

よくクイズ番組等でも、国民の祝日をいくつ言え
というような問題が出ますが、
この国民の祝日の中でよく忘れらるものに
『秋分の日』があります。

この秋分の日の意味は？その由来は？
という所までつっこまれるとわからない人が殆ど。

この「秋分の日の意味は？」ということと
「その由来」を掲載させていただきます。

【秋分の日の意味は？】

秋分の日を１年を通しての季節ということでお話しすると、
昼と夜の時間がほぼ同一になる日ということで知られています。

しかし、

厳密にお話しすると、少しだけお昼の時間が長いそうです。

昔は秋分の日というと国民の祝日としても
認知度が高いほうだったのですが、
シルバーウィークという大型連休が登場したことによって、
そのうちの一つというイメージが強くなったことで
秋分の日はあまり意識されなくなりました。

【秋分の日の由来】

まず、この秋分とは、天文学上の言葉と基準になる、
「二十四節気」の一つが秋分であり、
天文学上昼と夜の時間がほぼ同一になるということから
その基準として使われたことが祝日となる要因の一つとなっています。

このことから、毎年、秋分の日というのは異なり、
２２日か２３日か２４日に秋分の日が設定されます。

基本的に国民の祝日というのは縁起
ということに関連して設定されることが多いのですが、
天文学上の基準日が国民の祝日となるという国は少ないそうです。

【なぜ夏至と当時は祝日ではなく秋分は祝日なのか】

基本的にこれについては明確な由来があります。

日本は天皇を祭る神社等が多く、その天皇一人一人の誕生日が
祝日であり、亡くなった日が祭日とされてきました。

しかし、歴代の天皇すべての祝日、祭日を休日に設定してしまうと
平日の数が極端に少なくなっていってしまいます。

ですから、秋分に歴代天皇のお祀りをしよう
ということが決まったことで、秋分の日が
国民の祝日に設定されています。

このことからもわかるように、
ただ、天文学上の日で祝日になっているというわけではなく、
この日は宮内庁では、秋季皇霊祭という儀式が行われています。