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葬式で休暇ってどれくらい取ればいいの?

   

同居の家族や親戚に急な不幸が訪れた時、
ショックの次に来るのは
会社への休暇申請の心配ではないでしょうか?

もう明日から葬儀関係が落ち着くまでは、
しばらく会社休まなくては・・・

と思いつつも、一体落ち着くまでに
どの位の日数がかかるのか、
経験があまりない事だけにわからないですよね。


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お葬式ってどういう段取りなの?


まず、葬式全般どのくらいの日数がかかるのかは、
お葬式の段取りが解っていないと打ち出せません。
お葬式に至って落ち着くまでの簡単な流れを説明しますね。


最初に訃報が入ると、遺族は現在故人が居る場所から
自宅へご遺体を迎える準備をします。

自宅葬が減った現在は葬儀社が介入する場合が多く、
病院で死亡診断書が出たらなるべく早くご遺体を
自宅に移動できるように、葬儀社の方が迎えに来てくれます。


葬儀社の方が迎えに来て自宅へ運びこむ前に、
その遺族のご家庭の女性は自宅のご遺体が休む部屋までの
家中の片付けを行い、ご遺体が休めるよう布団を敷きます。

ご遺体が運びこまれるのは、
亡くなった時間にもよりますが、
その日のうちに運ばれる事が多いので、
亡くなったその日にご遺体が自宅に帰って来ると
認識していて良いかと思います。


葬儀社との打ち合わせ


自宅にご遺体が届くと葬儀社の方が枕飾り等を
用意して来てくれますので、到着次第、
葬儀社の方と枕飾りを整え、ご遺体に休んでもらいます。


その後に、葬儀社との打ち合わせになりますが、
葬儀社の混雑具合で、どの日に葬儀をあげられるかを、
いくつか提案していただけますので、遠方の親戚で
どうしても来て欲しい方等がいれば遅めの日程になりますし、
皆、近くにお住まいの方ばかりであれば、
いつまでも安置しているよりは早い方が良いでしょう。


葬儀社の混雑具合等を頭に入れずに考えると、
平均的な所で亡くなった当日は仮通夜
翌日に通夜、翌々日に葬儀というのが多いです。

仮通夜の日に連絡をしなければならない所に
連絡をする形ですが、早い方や近所の方などは
その日のうちからご遺体に会いに来てくれます。

また仮通夜の日におおまかな流れや段取りを
葬儀社と打ち合わせ、どのような葬儀にするか決めていきます。

通夜の日中は、僧侶や宮司へ葬儀のお願いの挨拶に行くなど、
葬儀までにしておかなければならない事をしておく


大切な時間でもあります。

そしてその夜、通夜を迎え、翌日に葬儀、出棺、火葬、となります。


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自分が出向くべき日程


その方の立場によりますが、まず訃報が届いた当日は
出勤している事がほとんどかと思います。

ご自身の家族であれば訃報の前に危篤のお知らせがあると思いますので、
亡くなってしまう現場に立ち会う事もあるでしょう。

ですが、

訃報の相手が家庭を共にしない親族であれば、
近隣の場合はその日の夜に駆けつけるでしょうし、
遠方であれば翌日になってしまうと思います。


また、親族と言っても深くお付き合いのあるご家族であれば
当日か翌日には駆けつけたいと思うでしょうし、
そんなにお付き合いの深い親族でなければ
通夜から出席するなどといった形があると思いますので
自身と故人家族とのお付き合いの度合いで
タイミングを見計らった方が良いでしょう。


訃報の連絡の際に葬儀の日程を聞いて、
葬儀がまだ少し先であるなら、その日から葬儀まで
お休みを取る必要まではないかと思いますが、
お仕事の閑散期などで時間が取れるようであれば
故人との最期の時間をより多く共有する為に
お休みを取られるのも良いかと思います。

またお仕事が多忙な場合には親族であれば最低限、
通夜の夜と葬儀の日中はお休みされた方が
故人にも故人のご家族にも失礼がない
かと思います。


一般的には?


一般的に忌引として扱われている平均的な日数
配偶者10日間、父母7日間、子5日間、
祖父母3日間、兄弟(姉妹)3日間、
伯父伯母(叔父叔母)1日間、孫1日間、
配偶者の父母3日間、配偶者の祖父母1日間、
配偶者の兄弟(姉妹)1日間、となっています。

これには亡くなった方とご自身の間で
行政的に必要な手続きを行う時間も考慮
されており、
故人との関係性の深さが
このような数字になっていると言えるでしょう。

通常その会社ごとに忌引に該当する日数
という物は定められていますので、
何事もない時に一度確認をしておくと良いと思いですね。


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