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春一番は2014年にいつ起きたのか?

      2015/03/06

暖かい強い風が吹いてその日は暖かくなり、
翌日寒くなるという気象現象

これは春一番ですね。

この春一番が吹くと、その日は気温が上がり、
翌日また気温が下がるという特徴があり、
2月~2月の間はどういった服装で仕事に行くか
というのは結構考え物です。

参考程度ではありますが、
2014年の春一番はいつ起きたのか?
ということをまとめてみましのたで参考にしてみてください。


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2014年の春一番


・鹿児島では2014年3月13日に観測。
・福岡では2014年は観測されませんでした。
・広島では2014年は3月16日に観測。
・高松では2014年は3月18日に観測。
・大阪では2014年は観測されませんでした。
・名古屋では2014年は観測されませんでした。
・新潟では2014年は3月12日に観測。
・東京では2014年は3月18日に観測。

上記を見てもわかる通り、2014年は3月の半ばに全国で春一番がふいていて、
中には観測されなかった地域もありました。


全国同日に春一番が観測された年


だいたい2月~3月に春一番はふくことが多く
この日はあったかくなると同時に強風に注意しなければいけない日でもあります。

2014年は全国バラバラの日に春一番がふいたのですが、
同日に春一番が吹いた日というのを記載させていただきたいと思います。


・2009年
この年は2月13日、バレンタインデーの前日に春一番がふきました。

ですので、全国的にバレンタインデーの日は雪が降った地域が多かったようです。


・2004年
この年は2月14日、バレンタインデーの当日に春一番がふいたそうで、
前後に日よりも暖かく過ごしやすい日だったということですね。

これは偶然ですが2007年もバレンタインデーに春一番がふいています。

過去10年の春一番がふいた日というのを見てみると、
2月に春一番が吹いていることが多いようですが、
2014年は3月に春一番がふいており、
これを事前に予測するというのは結構難しいそうです。


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木枯らしについて


春一番と似た「木枯らし」、これはいつ吹いたのか参考程度に記載しておきます。

木枯らしは春一番とよく似ていますが、
春一番が南の強い風が吹くのに対して、木枯らしは北の強い風が吹く
ということから冬の季節の到来を示す合図としても使われています。

2014年は関東地方では10月27日、関西地方でも10月27日に観測されています。

これは同日に関東も関西も観測されていますが、
春一番と同じように必ず同じ日に来るわけではなく、
2013年は関東地方では11月11日、
関西地方では11月4日に木枯らしが吹いています。


春一番がくると


気象庁の春一番の説明においても、冬の時期から春へと移行する際に
初めて南側から吹く暖かい風というように説明されていますが、
この春一番で注意しなければいけない点に、
春一番が吹いた日その日は暖かくなるのですが、
その翌日はまた気温が下がるというのが特徴で、
春一番がふいたからといって翌日からずっと暖かくなるわけではない
ということは知っておきましょう。


また、風速8メートル以上であるということが春一番の条件の一つであり、
これは風力5を超える値であるため、
海で働いている方や高所で働いている方という場合ですと
かなり注意して働かなければいけないということも同時に言われています。

昔から、春一番のふく日は海難事故や、列車事故が起きやすいと言われていて、
日本でも10人以上の方がなくなる事故というのが過去に起きています。


春一番のまとめ


春一番は季節の移り変わりを感じることができる風物詩ともいえる気象現象なのですが、
強い風というのは本当に危険で、
2月~3月の旅行や、渡航といったものには十分注意する必要があります。

春一番もそうですが、天気予報で使われる言葉で、
よく意味がわからないものというのは少しずつでいいですから
意味を把握しておくというのが、危険を回避するためにも必要かと思います。


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