結婚式の席順に決まりはあるの？
会社上司や親族の席は？

結婚式が終わった後にモメる原因になるものの一つに
「結婚式の席順」があります。

ある程度の年齢層の方になると、
この席順が一般常識にかなわない場合には
延々と文句を言われることになります。


こういった話は一度は聞いたことがあると思います。

ですが、実際に結婚式をするという段階にならないと、
この結婚式の席順については意識しないということも普通です。


ここではそういった方に向けて、

・結婚式の席順に決まりがあるのか？
・会社上司や親族の席は？
・どういったふうに配置すればいいのか？

ということをご紹介していきたいと思います。

基本となる上座の把握

まず、結婚式の上座はどちらなのか？
ということを知っておく必要があります。

通常、会食の席等では入り口がどちらか
ということを判断して席順を決めていきます。

しかし、

結婚式では結婚する当事者、
つまり「新郎新婦に近い場所が上座」となります。

ですから、会社の上司や会社の関連の方々、
こういった方々をまず上座に設定する必要があります。

上座内での席順

次に上座テーブル内での席順についてお話しますね。

これも基本と一緒で新郎新婦に近いほうから
役職が上の方を設定していきます。


これが円卓型のテーブルの場合は
新郎新婦に近い場所に設定すると背を向けてしまう

ということになるから反対側？と思う方もいますが
基本的に、慣例上背を向ける配置になったとしても
近い位置というのがマナーとなっています。

親族席の取扱い

これは一度でも結婚式に出席された経験のある方であれば
なんとなく認識しているかもしれません。

親族の席は円卓上の式場の場合、
新郎新婦から遠い位置のテーブルに設定します。

そして、長方形の長いテーブルが
配置されているような式場の場合には外側になります。

親族テーブル内での席順

こちらは、近親者ほど下座（末席）にする
というような設定をしていきます。

新郎新婦から最も遠い位置に新郎新婦の父・母が座る
とイメージするといいでしょう。


最後にどうしても新郎側と新婦側で
テーブルの数が合わないということがあります。

そういった時には親族や職場関係（特に会社の上司等）で
調整をしてしまうと失礼になりますので、
新郎新婦の友人の席順で調整するようにしましょう。

間違っても会社の人と友人を
一緒の席にはしないよう注意が必要です